種文学賞(令和元年11月)

11月の種文学賞は小学2~4年生の部、小学5~中学1年生の部、中学2年生以上の部の三つの部に分けて作品募集をしました。

小学2~4年生の部と小学5~中学1年生の部は「地の文をつくろう第二弾」、中学2年生以上は「失はれし物語」というテーマで作品を募りました。

ここでは、小学2~4年生の部と小学5~中学1年生の部が取り組んだ、「地の文をつくろう第二弾」についてご紹介していきます。

この「地の文をつくろう」という課題は3月の種文学賞でも出題しました。簡単に概要をお伝えすれば、会話文だけで書かれた文章に対して、その場面に至るまでのあらすじを想像した上で、地の文をつけるという課題です。 想像力や表現力や要約力など、国語の力を育てるために必要な要素を詰め込んだ、種が自信をもってお届けする課題で、今回の第二弾で終わらず、これからも折に触れて出題していきたいと考えています。

なお、この課題がどのようなものであるかについては過去の記事「地の文をつくろうでもご紹介していますので、ぜひ そちらの方もお読みください。

今回の題材文

今回の入選作品をご紹介する前に、今回の題材とした、会話だけの文章をご覧いただきましょう。小学2~4年生の部と小学5~中学1年生の部それぞれには異なる題材文に取り組んでもらいました。

【 小学2~4年生の部 題材文 】

「ねえ、おねがいがあるんだけど」

「なに?」

「これ、おじさんのところに届けに行ってくれない?」

「なにこれ?」

「わからないけど、すごく大事なものらしいよ。すぐに届けてほしいんだって」

「しょうがないなぁ」

「じゃあ、よろしくね。いってらっしゃい」

【 小学5~中学1年生の部 題材文 】

「ねーえ、おねがいがあるんだけど」

「な、なんだよ」

「これ」

「あいちゃんのところに持っていってくれない?」

「いや、自分で行けばいいじゃない」

「だってさぁ…わかるでしょ。ね、たのんだよ」

「あ、おい、ちょっと」

これらの会話のやりとりから、まず場面を特定して「ここまでのあらすじ」を100字以内で作り、その上でこれらに地の文をつけるのです。

よかったら、これをご覧のみなさんもぜひチャレンジしてみてください。その上で当教室生徒の作品とご自身の作品を見比べると面白いかもしれません。同じものを見ても人それぞれに思い描く世界に個性が表れるということが実感されるでしょう。

入選作品

種文学賞11月入選作品
※PDFファイルが開きます。
2019年12月13日 | Posted in コラム | タグ: , , , , , No Comments » 

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