作文の夏2020
(こちらの記事はお子さま向けに書かれています)
新型コロナウイルスのえいきょうで、全国の多くの学校で夏休みが短くなってしまいました。こちらで話をうかがっている中では、なんと一週間ほどしか夏休みがなくなってしまったというところもありました。
夏休みといえば、いやになるのが宿題ですね。しかし、夏休み自体が短くなった分、今年はとうぜん宿題も少なくなるはずです。「それはラッキー」と思う人もいるでしょうか?そういえば、夏休みの宿題の定番である、読書感想文などの作文関係の宿題はどうなるでしょうか。こうした宿題が毎年出されていた学校でも、大きく夏休みがへってしまったところでは、今年は出されないということがあるかもしれません。
けれども、毎年夏休みには全国さまざまなところで作文コンクールが開かれています。今年そういうものが中止になっているという話はあまり聞きません。生徒たちにそういうコンクールにチャレンジさせることを宿題のいっかんとしている学校も多くありますが、今年はそうした形で学校からやりなさいと言われて取り組む人は少なくなるかもしれません。
でも、だからといって作文が好きだ、コンクールにチャレンジしてみたい、と思う人がコンクールにおうぼしてはいけないということはないでしょう。そういう気持ちのある人はぜひチャレンジしてみてほしいと思います。
インターネットで探してみると、ほんとうにいろいろなコンクールを見つけることができると思います。お母さんやお父さんなどの家族の人といっしょに、自分にぴったりなコンクールを探してみましょう。
こちらでもいくつかの作文コンクールをごしょうかいしますね。
第66回青少年全国読書感想文全国コンクール (主催:全国学校図書館協議会、毎日新聞社)
第11回ひょうご新聞感想文コンクール(主催:神戸新聞社 神戸新聞販売店会)
雲雀丘学園創立70周年記念事業 家族の作文コンクール(主催:産経新聞社、共催:雲雀丘学園)
もちろん、夏休みが短くなってしまう分、とりくむための時間は去年までよりも少なくなってたいへんかもしれません。でも、自分の思いや考えたことをがんばって文章にするけいけんは、きっとかけがえのないものをあなたにあたえてくれることでしょう。
この学習会は、作文をがんばるみなさんをおうえんしています。去年も、このホームページのコラムで、読書感想文のことについてアドバイスを書きましたので、ぜひそちらも読んでみてください。今年もまた、さんこうになることをいろいろ書いていきたいと思っていますので、どうぞおたのしみに。
(ここからはお母さまやお父さま向けに)直接レッスンや添削をご希望のご家庭の方は、ぜひお問い合わせください。オンラインレッスンも行っております。
(山分大史)