ワタルと姉の「理由」をめぐる夏休み 第三話
日々の授業の中で考えさせられることを物語にして表現するという試み、いよいよ第三話、完結編です。
世の読書感想文の書き方指導で、「どうしておもしろいと思ったのかを書きましょう」などという指導がなされることがありますが、それってどうなのだろう?という疑問が根っこにあってこの物語が生まれました。
理由を与えることがすなわち論理的であることなのではない。そういうことが、国語に関わる先生方、保護者のみなさま、そして学生のみなさまに伝わって、ロジカルシンキングというもののありかたについて考え直す機会になれば良いなと思っています。