「風媒花」発刊!

芦屋川の古書店・風文庫さんと共同で、オリジナルZINE「風媒花」を発刊いたしました。

ZINEというのは、いわば手作りの小冊子、あるいは小規模な雑誌のことで、出版業者に限らず様々な組織、団体、また個人や趣味のサークルなど、多様な主体が自由に制作して発表する情報媒体です。

風文庫のご店主に制作を誘われるまでは、このZINEなるものの存在を私もあまり知らなかったのですが、巷ではいろいろなZINEをコレクションしている愛好家もいるのだそうです。全国の書店で流通するという性質のものではないため、特定の場所に行かなければ手に取ることができないという一期一会の価値があります。そう思うと、積極的に手に入れようとする人がいるのもうなずけますね。

このたび私たちがつくった「風媒花」の創刊号は、「ほんのわいち特別発刊」と銘打って、先日高砂市にて行われた古本市「ほんのわいち」に向けて制作しました。このときに参加者のみなさんと俳句を詠む催しを行ったのですが、そのお伴として読んでいただけるものになるよう、俳句づくりに焦点をあてた記事を主としました。「ほんのわいち」は終わっていますが、それでもお楽しみいただける内容になっています。風文庫さんの店頭にて、220円(税込)で販売していますので、ご興味をお持ちいただけましたらぜひお手に取ってください。(※当学習会の生徒やそのご家庭には無料で差し上げますので、ご希望の方は山分にお知らせください。)

風文庫 芦屋市西山町11-6 https://kazebunko.com/ 

Twitter/Facebook/Instagramアカウント → @kazebunko

また、今後年に4回、季節ごとの続刊を計画しています。まずは第2巻の制作に向けて動いていきます。芦屋川に店舗を構える国語塾と古書店によるコラボレーションに今後もご期待ください。

(山分大史)

2022年11月14日 | Posted in コラム・お知らせ | タグ: , , , No Comments » 

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