種文学賞(平成31年3月)
月ごとに行っている塾内作文コンクール「種文学賞」、3月の課題は「地の文をつくろう」というテーマでお送りしました。
この課題は、与えられた会話文のみの文章に地の文を付けるというものですが、その詳細については前回の記事をご参照ください。
ここでは、入選作品をご紹介いたしますので、生徒たちの力作をぜひご覧ください
課題文紹介
作品をご紹介する前に、まずは、生徒たちにはどのような会話文が与えられたのかをお見せしたいと思います。
課題文① 「これならどうか」
「どうだい?」
「うーん、やっぱりちがうかなぁ」
「じゃあ、これならどうかな」
「おっ…」
「どう?」
「うん、悪くない。これならいけそうです」
課題文② 「見られたらまずい」
「…ねえ、あそこ」
「ん、どうしたの?」
「うわっ、よりにもよってどうしてここに?」
「知らないわよ。見られたらまずいわ。どうしましょう」
「と、とりあえずあの店に入ろう」
「ふぅ、通りすぎて行ったな」
「気付かれないで良かった。どうなることかと思ったわ」
課題文③ 「緊張のほぐし方」
「何してんの?」
「いや、これで緊張がほぐれるかなと思って」
「ぷっ」
「あんたらしいわ」
「笑うなよ」
「…私もやってみようかな」
生徒たちは、この三つの中から一つを選びます。そして、まずはその場面までのあらすじを100字以内でまとめ、その上で課題文に地の文を付けたしていきます。
入選作品
それでは、入選作品をご覧いただきましょう。 最優秀作品は中学2年生、その他入選は中学1年生、小学5年生、小学4年生の作品です(いずれも新学期の学年)。
なお、今回入選の作品はいずれも課題文②か③を選んだもので、課題文①を選んだ生徒の入選はありませんでした。
この作品アイコンからご覧いただけます↓↓↓(PDFファイルが開きます)。