種文学賞令和四年第三回目 作品募集
内輪の作文コンクール「種文学賞」。先日、本年の第二回目の作品紹介をしたばかりですが、第三回目の作品募集も始めました。
今回は令和4年最後の種文学賞。締め切りは12月28日(水)です。
小学3~4年生の部、小学5年生~中学生の部、高校生の部の3部に分けてお題を出しました。
それぞれのお題の内容を以下にご紹介します。
小学3~4年生の部「ゆきだるまさんものがたり」
「ゆきだるまさん」(下図、山分描画)の登場する物語を創作するという課題です。
字数制限はありませんが、ある一日の中でのできごとを描くというきまりを設けています(日をかえての場面転換はしない、ということ)。
また、ゆきだるまさん以外に、「ソフィア」という少女をかならず登場させるというきまりもあります。
ゆきだるまさんは、ただの物体としてのゆきだるまにしてもかまいませんし、魂をもっていて喋ったり動いたりすることができる存在としてもかまいません。
小学5年生~中学生の部「令和四年しかじか賞受賞理由」
今年の何らかの賞を勝手につくって、自分自身をその受賞者とし、賞の選考委員になりきって、受賞理由を説明する文章を書くという内容です。
「勉強をがんばったで賞」「全国図書委員コンテスト新人賞」「ベストスリーパーオブザイヤー」など、ありえない賞でかまいませんので、何らかの賞を自由に考え、自分をその受賞者にさせるのです。そして、どういった理由で自分が受賞したのかを、賞の選考委員の視点で語ります。
きまりとして、まず字数制限は400字程度です。また、自分以外の受賞候補者(複数可)を想定し、他の候補者に対して自分がどのように優れていたかを明確化する必要があります。
高校生の部「令和4年」
ごくごく一般的な小論文課題と言えるでしょう。
今年社会のなかで起こったできごとを一つ以上とりあげ、自分の考えを600字程度で述べるという内容です。
令和に入ってから、将来の歴史の教科書に載るであろうレベルの大きな出来事が、国内外問わず一気に起こりました。特に今年は、ロシアによるウクライナ侵攻という世界秩序の綻びを露呈・拡大させる出来事がありましたし、このことのみならず、われわれ一人一人の社会生活を考え直させる契機となる出来事が、大小問わず(社会全体のレベルであれ地域や個人のレベルであれ)様々にあったはずです。
ぜひこの1年どのようなことがあったかを振り返り、自分の考えを言葉にしてもらえればと思います。
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外部の方からの応募も歓迎いたします
以上3つの部それぞれのお題をご紹介しました。種文学賞は「内輪の作文コンクール」とうたっていますが、学習会外部の方からのチャレンジも大歓迎です。本記事をご覧になって、お子様に取り組ませてみたいと思われたり、お子様自身がこれをお読みになって興味を持たれたりしたら、ぜひ問い合わせフォームからご連絡ください。12月28日までに作品をお出しいただければ受理いたします。その際には、学習会生徒たちの作品とならべて評定させていただくほか、山分が添削と講評をつけさせていただきます。
もし最優秀作品に選ばれれば、ちょっとした景品をご用意していますし、作品を出してくださった方全員に記念品のオリジナルしおりを進呈いたします。
(山分大史)